KeyBind : KeyBindの基本
    ARENAでは、メニューその他のショートカットキーを、ユーザーが自由自在に設定変更できる枠組みとして「KeyBind(キーバインド)」という機能を用意しています。他のメーラーにはないARENAならではのカスタマイザビリティをお楽しみください。

    ・基本的な考え方
    キーバインドを利用するには、以下に説明する方法で設定ファイルをテキストエディターで記述し、「KeyBind」というファイル名で、ARENAのユーザーフォルダの直下に格納して、ARENAを起動します。

    ※Finder上で、ARENAのアプリケーションのあるフォルダの中にUsersというフォルダがあり、その中に利用ユーザーごとにデータを保存するフォルダが作成されます。これをここではユーザーフォルダと呼びます

    ・KeyBindファイルってどんなの?
    KeyBindの中身はこんな感じです。

      KeyBind.Menu.PageSetup [keybind]:P+ms
      KeyBind.Menu.DeleteMail [keybind]:~delete+m
      KeyBind.Menu.MakeUnread [keybind]:~f12

    この3行を書いたKeyBindファイルの場合、コマンド+シフト+Pで用紙設定ダイアログを開き(1行目)、コマンド+deleteでメールをゴミ箱に移動し(2行目)、F12キーでメールのステイタスを未読にします(3行目)。

    ・やってみましょう
    まずARENAを終了します。

    次に、上記の3行をテキストエディターに入力し、KeyBindという名前で、ARENA:Users:Main(などのユーザーフォルダ)に保存します。

    このとき、[keybind]の直前の空白に見えるところは、タブ(tab)でなければなりません。

    そしてARENAを再び立ち上げます。すると、今設定したキーバインドで、ショートカットが設定されているはずです。


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